株式会社 Leale Consulting
株式会社坂口製作所様
DX推進・工数管理システム 導入ご提案書
2026年7月5日 版 (v2) / 提案者: tabata-t@leale-consulting.com
1. 現状の課題
現在、貴社では案件管理・工数管理・勤怠管理を「手書きのノート」で運用されており、以下の課題をヒアリングで確認しております。
| # | 課題 | 現場・経営への影響 |
| 1 | 1日の終わりに日報をまとめる作業が従業員の負担 | 実質的な作業時間を圧迫。残業要因。 |
| 2 | 案件ごとの正確な作業時間・原価の把握が困難 | 「利益が出ているか」がリアルタイムに見えない。値決めが勘に頼る。 |
| 3 | 最新の完成図面がどこにあるか属人化 | 図面探しの無駄時間。旧図で作業する事故リスク。 |
| 4 | 出張案件(設計確認等)の記録が散逸 | 打合せ結果の伝達漏れ。追加費用の請求根拠が曖昧。 |
2. 提案の基本方針(3本柱)
(1) 退勤時の一括日報入力 ─ 現場への割込みゼロ
各作業設備や現場にタブレットを設置する方式ではなく、出入口に端末を1台設置します。従業員様は出勤・退勤時のみ端末に触れればよい設計です。
出勤ボタン
→
顔認証(本人特定)
→
出勤完了(3秒)
退勤ボタン
→
顔認証(本人特定)
→
日報入力(案件別に時間を振り分け)
→
退勤完了
退勤時の日報入力(1〜2分で完了)
今日の総労働時間を入力 → 担当した案件を選択 → 各案件の時間を入力 → 退勤ボタンを押すだけ。
「旋盤: 大和精機治具A を3時間、溶接: 北村設備タンクを4.5時間」という入力が画面タップのみで完結します。
(2) 端末コストを最小化
各現場6台ではなく出入口1〜2台に集約することで、ハードウェア費用を大幅に削減します。
| 方式 | 端末台数 | 端末費用 | 入力タイミング |
| 現場別設置方式(比較用) | 6台+ | 12万円+ | 現場の入退室ごと(作業を中断して打刻) |
| 出入口集約方式(本提案) | 1〜2台 | 2〜4万円 | 出勤・退勤時のみ(作業を一切止めない) |
(3) AIを活用したコストダウン & 内製化支援
- 既存の高額パッケージソフト(100〜300万円)や kintone 等の SaaS ではなく、AI駆動のモダン開発で従来相場の半値以下を実現
- 手書き日報を撮影してAIが自動データ化する AI-OCR機能(デジタル抵抗のある方向け救済措置)
- 納品後にベンダー依存にならないよう内製化教育を併設。人材開発支援助成金の活用で教育費の実質負担を大幅圧縮。
3. システム要件(設計概要)
3.1 端末構成
| 設置場所 | 台数 | 端末 | 機能 |
| 工場出入口 | 1〜2台 | タブレット(2万円/台) | 出勤打刻 / 退勤+日報入力 / 手書き日報OCR |
3.2 主要機能
| 機能 | 内容 |
| A出勤・退勤打刻 | 顔認証で本人特定 → ボタン1つで打刻完了(3秒) |
| B退勤時 日報一括入力 | 当日の総労働時間を入力 → 担当した案件をタップ → 案件別に時間を数値入力(合計チェック付き) |
| C手書き日報 AI-OCR | 従来の手書きノートをスマホで撮影 → AI文字認識 → 日報データに自動変換 → 確認して確定 |
| D案件・ファイル管理 | 案件登録時に Google Drive 内へ専用フォルダを自動生成(図面・写真・音声データを1箇所に集約) |
| E管理者ダッシュボード | 案件別工数集計・予定 vs 実績比較・作業者別分析・日報ログ・CSV出力 |
4. 動作モック(本提案添付)
実際にブラウザで操作できる動作モックをご用意しました。退勤+日報入力、OCR取り込み、管理者ダッシュボードのすべてが体験いただけます。
https://sakaguchi-kosu-demo.pages.dev/
ブラウザで上記URLを開くだけで動作します(スマートフォン・タブレット・PCすべて対応)。「デモをリセット」ボタンでいつでも初期化できます。
5. 想定スケジュール
| フェーズ | 期間 | 内容 |
| 要件確定 | 2週間 | 案件マスタ設計・入力フロー確定・顔認証方式確定 |
| プロトタイプ提供 | 2週間 | 実データで試せる版を先出し。現場フィードバック取得 |
| 本開発 | 6〜8週間 | 顔認証・OCR・Drive連携含む全機能。並行して社内レクチャー準備 |
| 導入・教育 | 2〜3週間 | 現場設置・研修・助成金申請支援 |
| 安定運用移行 | — | 2週間の伴走運用後、内製体制へ引継ぎ |
6. 概算見積り
6.1 一般的な相場(比較用)
| 選択肢 | 初期費用 | 月額 |
| スクラッチ フルカスタム開発(一般的なSIer) | 300〜500万円+ | — |
| 既存パッケージソフト導入 | 100〜300万円 | 3〜5万円 |
| kintone等のSaaS | 数十万円 | 5,000円〜(+専門管理者が必要) |
6.2 本提案(AI活用・内製化支援型)
システム初期開発費用: 100万〜150万円(AI駆動開発により従来相場の半値以下)
| 項目 | 金額 | 備考 |
| システム初期開発費用 | 100万〜150万円 | 本書の全機能含む |
| タブレット端末代 | 実費(2万円 × 1〜2台) | 出入口に設置分のみ(現場設置不要) |
| 内製化支援・教育レクチャー | 別途お見積り | 助成金活用前提でご案内 |
6.3 人材開発支援助成金の活用
教育費用の 最大 75% が助成される可能性があります
対象: 社会保険・雇用保険に加入している従業員様
内容: 内製化レクチャー費用 / 1人あたり最大40万円の 3/4(75%)が助成
効果:
貴社の実質手出しは開発費のみに近づきます
7. 期待できる効果
| 項目 | 現状 | 導入後 |
| 日報まとめ作業 | 1人あたり10〜20分/日 | 1〜2分/日(退勤時のみ) |
| 図面探し時間 | 案件ごと5〜15分 | Drive フォルダから数秒 |
| 案件別原価把握 | 月次で概算 | リアルタイム集計 |
| タブレット端末費用 | — | 出入口1〜2台のみ(現場設置不要) |
8. 次のステップ
- 動作モック(
https://sakaguchi-kosu-demo.pages.dev/)をご確認ください
- 追加のご要望・修正点のヒアリング
- 要件確定・見積確定
- 契約締結 → 開発着手